三重のふるさと応援カンパニー推進事業

【2024】上野キヤノンマテリアル株式会社(伊賀市)×西山自治会(伊賀市)

上野キヤノンマテリアル株式会社は、子どもたちを対象に自然をテーマにした写真撮影教室(キヤノンジュニアフォトグラファーズ)や、伊賀市職員と地元高校の先生・生徒とともに伊賀市西之沢でのノハナショウブの保護活動に取り組んできました。また、過去には大台町での茶畑の再生プロジェクトなど、農地を再生する取り組みにも参加しています。新入社員の中には農業を体験したことがない都会出身の人もおり、農業を通じて地域の方とつながりを持ってもらいたいという会社の姿勢があります。

西山地区には約500枚の棚田が広がっており、高齢化と担い手不足が深刻です。若手の担い手のほとんどが兼業農家であり、定年延長など社会情勢の変化により営農は二の次になっているため、耕作放棄地が増加しつつあります。

このような状況の中で、西山集落協定は稲作の復元化、景観作物(菜の花やそばなど)の作付け、さらに西山棚田米のブランド化や棚田イラストマップを活用した散策観光客の受け入れなどの棚田保全活動に取り組んでいます。

これまで農山村活性化に資する様々な活動に取り組んできた上野キヤノンマテリアル株式会社と、西山地区の活性化に積極的に取り組む西山自治会は、「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を活用し、「農山村活性化の取り組みに関する協定」を令和4年度に締結しました。令和6年度には、会社のCSR活動として地区内のゴミ拾いや地域のイベントへの参加など、地域の活性化に取り組んでいます。

〇2024年4月20日(土)
上野キヤノンマテリアル株式会社と西山集落協定は、棚田展望公園および散策路の清掃活動を行い、また「ふれあい朝市」や交流会を合わせて実施しました。

〇2024年5月8日(水)
上野キヤノンマテリアル株式会社の社員と西山集落協定、さらに上野北小学校も参加し、田植え体験「たなだ学校」を開催しました。 

〇2024年9月24日(火)
5月の田植え体験と同様に、上野キヤノンマテリアル株式会社の社員と西山集落協定、また上野北小学校で稲刈り体験「たなだ学校」を開催しました。 

〇2024年10月26日(土)
西山自治会、上野キヤノンマテリアル株式会社、株式会社ヤクルト東海、JAFが参加し、「西山ふれ愛フェスタ」を開催しました。

〇2024年12月21日(土)
西山集落協定が世代間や企業と地域間の交流の場として企画した「しめ縄・ミニ門松作り教室」に上野キヤノンマテリアル株式会社社員とその家族が参加しました。

〇2025年2月6日(木)
西山集落協定が世代間や企業と地域間の交流の場として企画した「椎茸栽培の野外学習」に上野キヤノンマテリアル株式会社と上野北小学校が参加しました。