三重のふるさと応援カンパニー推進事業

【2024】一般社団法人日本自動車連盟三重支部(津市)×三重県

三重県では、農山漁村地域の活性化を目指し、令和3年度に「農山漁村資源の利活用の推進」に関する協定を締結しました。
JAF主催の「ドライブスタンプラリー」を活用し、県内の棚田の魅力を発信することで、地域の風土や文化の継承、さらには地域経済の活性化を目指しています。
これまで、令和3・4年度はコロナ禍の影響によりWEB上でのスタンプラリーを実施し、令和5年度には実際に現地へ足を運ぶ企画へと進化させました。また、伊賀市西山地区でのシートベルト効果体験イベントなど、地域に根ざした取り組みも展開しております。

令和6年度は、これまでの経験を踏まえ、デジタルとリアルの双方の魅力を最大限に引き出すため、インターネット方式と現地方式の2方式を組み合わせたドライブスタンプラリーを実施いたしました。

インターネット方式によるドライブスタンプラリーでは、三重県内の代表的な棚田3箇所(丸山千枚田、深野だんだん田、西山の棚田)を対象に、参加者は各棚田のホームページ上でキーワードを入力し、スタンプを押下していただきました。令和6年度は、2024年8月1日から10月31日までの期間中に、約3,400名の参加者が合計3,985回のスタンプ押下を記録いたしました。

現地方式によるドライブスタンプラリーでは、同じ棚田3箇所に加え、周辺スポット6箇所を含む計9箇所をスタンプスポットとして設定し、参加者には実際に現地へ赴いていただき、スマートフォンのGPSを活用してスタンプを押下していただきました。2024年11月から2025年1月までの期間中、約831名の参加者が1,657回のスタンプ押下を実現いたしました。

ドライブスタンプラリーの実施にあたっては、メールマガジンや各種広報媒体を活用し、幅広い層へ訴求した結果、インターネット方式のスタンプラリーは全国からの参加を促進し、現地方式は実際に足を運んでいただくきっかけとなりました。アンケート調査では、参加者の約99%が「実際に棚田を訪れてみたい」と回答し、高い満足度が確認され、棚田の美しい景観や文化的価値が十分に伝わった結果となっています。